体は正直

ねー。

 

起きたら夕方だった。あえて睡眠不足状態にして生活リズムを整えようとしたらこうなった。寝る時間を減らしたらその分きっちり寝てしまう私の体。逆に信用できる。

 

米朝首脳会談について。合意しなかったらしい。結局日本にとって良かったのか悪かったのか? 某ニュースを見ててわかったことをまとめてみる。

おととい(会談初日)の部分ではお互いにうまくいってる感があったのだろう。北朝鮮の核兵器・核施設の放棄と、アメリカの制裁緩和を「段階的」に進めて、それをもって「終戦宣言」しよう、みたいな。でも昨日アメリカでなんかの公聴会があって、それでトランプの立場が危うくなった。米国内での関心はみんなそっちに持って行かれてしまい、国民の支持を得たいトランプにとっては会談がパンチの足りないものになってしまった。なのでトランプは交渉のレベルを上げて制裁の「完全」解除・核兵器の完全放棄にしようとした。段階的に進めようとしてた北朝鮮としてはこれを受け入れられないが、自分たちが発展を続けるためにはトランプ政権が続いていた方が得なのでとりあえず「合意なし」になった、といったところ?米国政府の感じだと、トランプが焦って合意しちゃったら北朝鮮を核保有国として認めることになりかねないので合意しなくて一安心、だったらしい。日本政府は拉致問題が進展しないから、とかいって批判してたらしい。それしか言うことないのかねー。

で、結局これで良かったのだろうか。北朝鮮の問題で(私が)一番重要なのは「日本にミサイルが飛んでくるかも」ってこと。とばっちりは食いたくない。で、今回もし合意に達してたらその危険はなくなったのだろうか。北朝鮮とアメリカが仲良くなることは上記の問題にとっては悪くないこと。北朝鮮は日本の米軍基地を狙ってくるだろうから。その意味では合意してた方が良かったと言えるかもしれない。だが問題はその合意の内容。上記でも述べたように、内容を精査せず下手に合意しちゃうと北朝鮮に核等の軍事力の保有を認めてしまうことになる。もしそうなってしまうと将来の攻撃に対する不安が残ってしまう。そういう意味では拙速に合意しなかったのは良いことだったんじゃないだろうか。

即断即決はたしかに良いこと。でもそれはメリット・デメリットの全てが理解できていることが前提。情報が不足している状態では誤った決断をしてしまう可能性が高まる。交渉においても同様。お互いの要望が全てわかった状態で初めて折衷案を模索していける。重要な取引きにおいては時間をかけて情報や相手の本音を探る慎重さも大事。ハードルを飛び越える勇気も必要だけれど。

 

以上。特に何事もなく。

 

週末なので放送します。でも明日は早く起きよう。

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