卸したてのパンツの清々しさ

きよきよしさ。

毎日寒い。布団から出られない。で、1日が過ぎる。四季があるのは悪くないけど、もうちょっと寒暖差がゆるくても良くない?と思ったり。弱い身体。

今年に入って、布団の中ではYoutubeのずんだもん動画を見て過ごしている。おかげでおすすめに数学問題のサムネが表示されなくなり、問題を集めずに済むようになった(そもそも集める必要もないのだが)。
ずんだもん動画はチャンネル登録者数とクオリティがかなり比例しているので、とりあえず登録者が多いチャンネルを眺めておくと吉。ここ数日見ているのは「だーまめ」氏のやつ。他のチャンネルに比べ圧倒的な(単位時間あたりの)情報量。そのせいもあって倍速再生だとたまに脳の処理が追いつかなくなる(拙者の拙い頭脳では)。ニコ動等で視聴している奴は動画の内容をきちんと全部把握できているのか。甚だ疑問。これに対して、比較的説明が丁寧なのは「世界まる見えずんだもん」。倍速再生でも余裕。
私は生き物系の動画も好きで、それ系だと「ずんだ生き物研究所」を見ている。が、先日投稿されたインフルの動画はひどい。ウイルスと菌の混同はいただけない。久々に途中で視聴を断念。

今日のメインテーマ。「なぜ基礎科学以外の学問の発展が『遅い』のか?」。
ゆる言語学ラジオ等を見ていて思うのは「この学問ってまだ『この程度』のことをやってるの?」ってこと(日々真面目に頑張っている研究者さんたちには申し訳ないのだが)。一応物理に携わってきた人間としては、物理・数学・哲学等の基礎科学に対して他の学問の進度が遅過ぎるように感じるのである。もしノイマンが言語学に特化していたら、とっくに全ての言語に共通する「大統一理論」が取り出せていただろうし、アインシュタイン(くらいの人)が教育に専念していたら、私は子ども時代に「たつじんテスト」を受けて最適化された教育プログラムを享受できていただろう、と考えてしまうわけ。日本における経済学とかもそうね。
「遅い」理由として、①そもそも専攻する人間が少ない(=「天才」が生じづらい)、②頭の良い奴はより「抽象的」なものをやりたがる→基礎科学へ人が移動してしまう、③実証実験が必要な分野では発展に時間がかかる、④基礎科学の成果が他の学問に「降りて」きていない、などが考えられる。④については、「降りた」好例としてレヴィ=ストロース等が挙げられる(集落の婚姻関係を群論で捉える)が、他の例があまり思い浮かばない(経済学など比較的「近い」分野ならいくらでもあるが)。
この状況を改善するには、やはり「基礎科学」の知識をもっと多くの人間(特に研究者)に知らしめて行くべきだ、と思うわけ。ガチでやらずとも、熱力学やら量子力学やら線形代数やらの「発想」は全人類に共有させておくべきではないか、と。そのために必要なのは、基礎科学と「応用」科学の「中間」の存在。つまり私のような「半端者」。



以上。時間になってしまったのでここまで。

では、さようなら。今日こそ生放送やります。

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