3人で順位を決める方法は?

1対1型の勝負で。

土曜日。移動の日。



本屋で立ち読み。電車の広告で見かけたお金系の本を読もうと思ったのだが、その書店では見当たらず。で、代わりに店頭に並んでた「話し方」の本を読む。買おうか悩み中。内容はそれほどでもないのだが、まあ参考にはなるって感じ。性格矯正したくないってだけ。
その本では「下ネタNG」「人の悪口を言う奴には近づかない」「すぐにあだ名をつけるやつは嫌われる」など書いてあった。これって私じゃーん、みたいな。というわけで、以下はそんな私の「言い訳」タイム。
私は下ネタをガンガン言うのだが、それは単純に下ネタ好きってだけじゃなく、相手の「許容幅」、つまり「器の大きさ」を見るためでもある、のです。世の中には相手の考えとかを頭ごなしに否定する奴、いるでしょ?特に「下ネタは生理的に無理」とか言う奴はその傾向が強いってわけです。私自身は、エロだろうがグロだろうがどんな話題でもOKってタイプなので、あえて下ネタをガンガンぶつけることで、そういう「偏見のない」人だけが集まるようにしている、ってわけです。
っていうか、なぜ下ネタが無理になるのか?人間には誰でも生殖器がついてるし、子どもを作るためには誰でもセックスしなければいけないわけで。つまりは人類共通の普遍的な話題、ってこと。その話題を根っから否定する、というか興味を持つことを否定するっていうのは、何かしらの「歪み」の表れ、のような気がするのです。例えば、幼い頃に性暴力を受けた、とか。まあそれはそれでしょうがないんだけど、それは「他人の興味を否定する」理由にはならないし、トラウマがあるのならそれを「客観視」することで乗り越えて欲しいかなー、とか思っちゃうわけです。
それはともかく、私は下ネタを「下ネタ」、というか「汚いもの」みたいには捉えてなくて、単なる話題の1種、って捉えてる部分が大きいのです。まあ話題の中でも「一般的にはタブーとされている」って傾向が強いやつ。その「境界」を越えたり越えなかったりする、そういうところに「面白さ」を見出しているわけです。それがわからない人はこっちから願い下げよ、ってだけ。
次。私は人の「悪口」をよく言う。でもそれは悪口ではなくて(私から見た)「事実」をネガティブな・汚い言葉で表現しているだけ、なのです。
例えば、私が「こいつバカやな」って言う時、「私の方が頭が良い。だから私が偉い」的な意図は全くなくて、単純に「この人は平均的な人間よりも学力が低い」を言い換えてるだけのことが多いのです。言葉づかいが汚いのは、自分を「子どもっぽく」規定するって意味合いと、上記の「器の大きさセンサー」の意味合い、そして「結局正直が一番」と言う意味合いがある。(あまり深くは説明しないが、大体で理解して。)
そもそも人間は私も含め全員「バカ」なの。それを自覚できているかいないかが重要なわけで。その意味では私の中での「こいつバカやな」は「空は青い」とほぼ同義(つまり普遍的な事実)として使っているパターンも多い、のです。そう考えると、全然「悪口」じゃなくないですか?まあそれを「一見で理解しろ」ってのも難しい注文かもしれないけど。
もう1つ例を。例えば私の「こいつブスのくせに生意気」って悪口?は、「この人は平均的な容姿よりも醜いと判断されることが多そうな顔をしている(ここは私の主観の部分も大きい)が、それなのにそれを自覚せず謙虚さに欠ける言動をしているので、もう少し謙虚になって行動を改めたらいかがでしょうか?」という「アドバイス」、なのである。余計なお世話、かもしれないが。
そもそも人って褒められたら嬉しい、のでしょうか?私自身は褒められるよりも欠点や弱点を指摘された方が嬉しい、というか自分のためになる、と思うのですが。褒められてもテンションが上がるだけで(それが重要って意見もあると思うが)逆に自惚れを助長しかねないし、そもそも「それって心から褒めてるの?」って疑念が湧いてくることもある(まあ本当に「心から」褒めてるなら態度に出ると思うが)。逆に非難とか批判とかは「ここを改善したら(少なくともその人の価値観では)もっと良くなる」っていうことで、そこにはその人の「価値判断」が含まれるので人間性がわかりやすい(本当に嫌なやつなら離れればいいだけ)、批判するときに「嘘」はつかない(ことが多い)ので結果的に「正直」な言葉になる、と良いことの方が多いと思うのです。
良い奴ぶって生きるのが嫌い。人間には誰しも妬み嫉み等の「負の感情」がある。それを全部覆い隠して「良い部分」だけ集めて生きる、っていうのは、なんか欺瞞的というか、嘘っぽい。負の感情も良い部分も全部ひっくるめて「私」なのだから、それらを同時に抱えて生きる方が「自然」、な気がするのです。
2ちゃんねる等の匿名で汚い言葉が飛び交う空間の方が好き。だってそこではみんな「正直」だから。
・・・ちょっと長くなってきたので、これ(悪口)に関してはここら辺で打ち切り。
もう1つ、「あだ名」について。私は人をよくあだ名で呼ぶ(藤井聡太を「聡ちゃん」とか)のだが、それは直接会うことがない可能性が高い人だけ。面と向かっている人をいきなりあだ名で呼ぶ、みたいなことはしませんよ?特に実際に顔を合わせる人は(ネット上で顔合わせなしなら呼んじゃうかも)。影では呼ぶかもしれんけど。逆に言えば、影では何を言っても構わない、と思っています。「正直」が一番重要なので。



どうでもいい話に時間を取られた。

タイトル。将棋のABEMAトーナメント。今日はチーム羽生vsチーム木村。チーム羽生は中村が初戦から3連投で3連勝。で、結局5-2でチーム羽生勝利(残りの2勝は羽生)。
で、予選Cリーグは全チーム1勝1敗。しかも全試合が5-2での決着。つまり勝ち星(負け数)も全チーム同じ。で、ルールによりプレーオフに。
このプレーオフのルール?が波紋を呼ぶ。説明すると、①クジを引きシードを決める。②シード以外のリーダー2名が対局を1回行う。負けた方は3位で予選敗退。③勝者とシード者(もちろんリーダー)で1回対局。その勝者は予選1位・敗者が予選2位となる。つまり、必ず2試合で順位が定まり、シード者は確定で予選通過、ということ(ここが問題)。今回の場合はチーム羽生がシードに。そして木村vs豊島で豊島が敗北し予選敗退。次の木村vs羽生も木村勝利。チーム木村1位・チーム羽生2位で予選通過となった。(木村はこれで今大会7戦6勝。強すぎハゲおじさん。)
で、このルール問題あるんじゃない?って言うのが今日の議題?。
論点。くじ引きでシードになった奴が通過確定になるのなら、最初からクジだけで1〜3位決めても変わらなくないですか?くじ引き自体は公平なので結果も公平にはなるのだが、こういうのってなるべく「運の要素を減らす」のが普通なのでは?と思われるわけです。
このルール(トーナメント方式)は1位だけを決めるのには(それなりに)適したルールと言える。だが今回の場合は1位と2位に価値があって(予選通過)、1位と2位の間の差にほとんど意味がない(1位のやつは本戦で他リーグの2位と対局、的な優位はあるが)って状況なわけ。それなのにクジだけで2位以上が確定しちゃうのは・・・ってこと。
今回のように1対1型ゲームで3人の順位を決める場合、さまざまなルールが考えられる。くじ運が絡まない最も公平なルールは「巴戦」、つまり3人の総当たりだが、この場合は3戦して全員1勝1敗になってまた差がつかなくなる、という事態が起こり得る。プレーオフ自体が「延長戦」の意味合いが強い以上、また同点で延長戦、みたいな事態は避けたい(なるべく試合数を少なくしたい)。
この事態を避け、3戦で順位を決める方法もある。それは、上記のルールのようにシードを決めて2回対局するが、1試合目・2試合目の敗者同士で「2位決定戦」をする、というもの。第1回AbemaTVトーナメントの予選と同じ方式。仮にAとBが1戦目でA勝利・Cがシードとしたとき、Cが勝った場合はAとBでもう一度対局(これは1戦目で順位がついてるのでやらなくてもいい、って考え方もアリ)、Aが勝った場合はBとCで対局しその勝者で2位を決める、というやり方。これでやった方が良いのでは?って意見の人も多かった、気がする。
他には、巴戦で全員がまた1勝1敗になったらくじ引きで順位を決める(orそれ以外の基準で順位を定める)、という方法もある。最初はこの方法が上記の「2位決定戦」方式の上位互換になってるのではと思ったが、「2位決定戦」で全員が2戦ずつ行うパターンの場合は必ず2勝しているチームが含まれるので、厳密には同じ方式(価値判断)とは言えない。サッカーW杯の予選ではこの方式だった、ような気がする(個人的にはこの方法が一番公平感がある)。
今回のように1位・2位と3位で明確な差がある場合には、「負け残り」で3位だけを確定させ、1位・2位をくじで決定する、のような方法も考えられる(つまり今回のルールの逆)。だがこの方式の場合もシード者は1敗しただけで敗退なのに対し、シード者以外は2連敗しなければ敗退しない、と差が生まれてしまう。
要するに、どこまで「運要素」を入れるか、対局数をどれだけにするのか(2 or 3 or more)、何にしても完全に「運要素なし」のルールは作れない、ということです。今回は対局の時刻が深夜(午前4時越えとのウワサあり)だった(らしい)こともあり、なるべくさっさと終わらせたいってことで今回の方式になったのだと思われる。最初は「あれ?」って思ったけど、色々検討してみるとそれほど悪いルールでもなかった、ような気がしてきた。今回ので「どうすれば運要素を極力減らしたルールを作れるか」を考える良い機会になったのでは、と思う。



以上。もう疲れた。2時近い。
明日こそいろいろやる。と思う。実況等の活動再開に向けて。あと藤井vsナベの棋聖戦第1局。見逃さないように。



では。寝る。前に絵を描かないと・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です