何事も早くやるべし

自分では出来ていない。

何も出来ず。気分はノってきてるのだが。はああ。



タイトル。「早く」というのはスピードの話。
経験値を稼ぐ(=あらゆる物事の上達)には「量」と「質」が重要。量は「単位時間あたりに何体倒せるか」と「何時間やるか」の2つ、質は「1体あたりどれくらいの経験値が得られるか」、と考えればよい。
ほとんどの場合において、上達には「質」より「量」が大事、と考えられていることが多い。「どんなことでも10000時間かければプロになれる」理論など。時間をかければそれだけ上手くなるのは当然なのだが、「同じ時間で何回回せるか」も重要。同じことを1時間で1回やる奴と2回できる奴では経験値が2倍違うことになる。だからこそ同じことをどれだけ早くやれるか、を追求することも大事。絵の練習で言えば早く描いた方が良いし、麻雀で言えば寿人のような打ち方の方が上達は早い。武術では各動作をどれだけ早く行えるかが重要となる。早く行うには体の使い方のムダを削ぐ必要があるし、早いほど相手に読まれづらい。
読書の場合だと、「早く読めるけど粗い」のと「遅いけどちゃんと読めてる」のではどちらが良いか、という議論になることが多い。でも「早くて正確」なのが一番いいに決まってるわけで、その両立を追求するべき(両立できるはず、と考える)だろう。で、そのゴールに到達するために「粗かろうが早く読んで、その中で正確さを増していく」アプローチと「出来るだけ正確に読んで、徐々にスピードを上げていく」アプローチではどちらが良いだろうか。得られる経験値量を考えれば当然前者の方が上達が早い、ということになる。「まずはカタチから入れ」。守破離の原則。
PCDAサイクルも発想としては同じ。同じサイクルをどれだけ早くやれるか。
ピアノの練習の場合は少々異なる。上記で述べた「質」を高めることの方が重要度が高い。経験の質を高めるには、結果を客観的に「観察」し、それが良かったのかどうかを考え、悪かった場合は変化をつけてもう一度実行(=カイゼン)する、つまり「反省」することが大事。音楽の場合、あるフレーズを正しく演奏できているか、自分の体の動き・音を「観察」して「反省」、満足できるまで反復してから先に進む、ことが重要。部分統治法、つまり問題を細分化することが大事。言い換えると、曲全体を通し練習するのではなく各フレーズごとに分けて練習すべし。各フレーズはリズム・音の大きさに変化をつけて練習すべし。ゆっくりの曲はできるだけ早く弾く・ピアニッシモはフォルテシモで練習する、など。
質を高めるために「反省」することは他のことについても同様。そのために重要なのは「記録をとる」こと。紙とペンで結果・反省したこと・気づいたことをメモすべし。
論点がズレてきたのでこれくらいで。



以上。
明日は外出。達成したことが何もない。武器ゼロで戦う。それでもいい、と思ってはいる。



では。放送します。寝たくないので。

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