うちのイデアちゃんまじイデア(1)

なんか書きたくなったので。

あ、ネタバレ注意ね。

 

公国軍総司令部、元帥令嬢の居室にて――

イデア:むにゃむにゃ・・・ も、もう食べられないよー・・・

その時――

???:もしもし?イデア、聞こえてるー?

イ:・・・むにゃ?ペンダントのかけらが――

???:もしもーし?Hello?困ったわ、通じていないのかしら――

イ:はいはーい、こちらイデア―― ってマグノリアじゃん!久しぶりー。元気だったー?

マグノリア:久しぶりって、別れてからまだ半月も経ってないじゃない・・・ こんな時間まで寝てたの?だめよ?夜更かししちゃ・・・

イ:むー、ちょっと食休みに昼寝してただけだもん・・・

マ:あら、食べた後すぐに寝ると太るわよ?それに、甘いものばかり食べてると――

イ:むぐぐー、なんかお母さんに怒られてる気分・・・

マ:うふふ・・・ っと、こんなこと話してる場合じゃなかった。イデア、緊急事態よ。

イ:え、緊急事態?何かあったの?

マ:ええ。実は、また魔王が現れたの・・・

イ:えぇーー!?あの三角目玉を倒して、神界への道は閉じたはずなのに、どうして・・・?

マ:おそらく、ロンターノ離宮の魔王と同様、三角目玉を倒す前に神界への道を通ってきた魔王がまだいたんだわ・・・

イ:魔王の残党ってやつね・・・

マ:魔王バスターとして、こいつを見過ごすわけにはいかないわ。イデア、また一緒に戦ってくれる?

イ:もちろん!あたしも公国軍元帥として、ルクセンダルクの平和を脅かす者は見過ごせないからね。

マ:ありがとうイデア。魔王は今、ガテラティオ郊外に潜伏しているみたいなの。

イ:よーし、じゃあ、今から飛空艇で・・・

マ:待って。ティズが今、湯船でそっちに向かっているわ。それに乗ってきてくれる?

イ:え、湯船?ティズも一緒に?

マ:アニエスも一緒よ?

イ:うわーアニエスも?早く会いたいなー。

マ:うふふ・・・ じゃあ、また後でね?

イ:うん、じゃあねー。

 

続く。

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