やる。読み進めの続き。
第3章は「感覚」の話。①感覚認識は不完全。間違っていることを認めるのが大事。②略。③筋感覚の話。字面を見ればだいたい意味はわかるでしょう。(私はこれを触覚に含めていいのではないかと思ってしまう。内側か外側か、という違い。)③感覚が働かなくなる理由。「習慣的なものは感知しづらくなる」。「使い過ぎても使わなくてもダメ」。「先天性・外力による物理的なもの」。「自己の誤用」=特定の部位が使い過ぎor力抜けすぎの状態になってる。④感覚認識は「考え」(前章での「概念形成」)と「体験」を結びつける。なのでずさんな感覚認識をしてると双方が悪くなる悪循環に陥る(デフレスパイラル的な)。⑤感覚認識を改善するステップ。1、最初は(人から教わる等で)行動後に「間違った行動してるわー」と気づく。2、慣れると行動中に「~」と気づけるようになる。3、最終的には行動する前に「間違った行動しそうになってるー」と感じる?ようになる。これが「抑制」。
まとめ。「ずさんな感覚認識」(メインとなるのは筋感覚)を改善しよう。そのために大事なのは「抑制」。つまり行動前に間違ったことをしそうになってると気づけるようになること。
すこし補足、というか。今私はこの記事をノートPCでタイピングしているわけだが、その最中私はいつもの「習慣」で背筋が曲がってしまっていることに「書きながら」気づいている。そしてそれを改善しようとPC(プライマリー・コントロール)を意識する。しかし気づくとまた背中が曲がってしまう。背中が曲がるのは「その方が体にとって楽だ」という『誤った「習慣」』=『ずさんな感覚認識』から来ている、のだろう。そして現在の私は上記⑤のステップの2、のあたりにいる、ということ、だと思う。これを3、にまで昇華させるにはどうすればいいのか。まあ2、での修正を続けるしかない、でしょう。
第4章。「抑制」について。①抑制は自己の誤用をもたらす習慣的な反応にひきずられないようにすること。直接的に行動を抑制するのではなく、その行動をしようとする「欲求」自体を抑制する。②抑制の例。1.全身のコーディネートから。(個人的に大事だと思うので協調するが)頭・首・背・肩・両腕・両足まで意識。2.習慣を意識的に止める。3.右手と左手の関連。両方を意識すべき。4.正しい使い方を学ぶ。全身のコーディネートを常に意識・誤った習慣を抑制し続ける・他の部位も一体として(右手・左手)。善し悪しの判断も抑制。5.少し変化をつけて正しい使い方を繰り返す。③「座る」例。大事なところをかいつまんで。1.習慣の徹底的な排除。座りたいという欲求・過去の座ったときの記憶も排除。2.自覚的な動きとそれ以外の動きの客観視。3.「座る」と「膝を曲げる」の違い。④ノン・ドゥーイングについて。正しくない・望んでないことをしないこと。抑制と同義?⑤抑制を身につけるきっかけをつかむ際は、ある行為をしようと思い、それを実行する前に「待つ」ことが大事。⑥抑制は持続させ続けるもの。最終的には待たずに(行為をしながら)抑制できるようにする。
なんか同じことをずっと繰り返してるような感じだね。まとめ。「抑制」は誤った習慣とそれを引き起こす欲求自体を抑えること。それによって自己の「正しい使い方」を身につけられる。最初のうちは行為の前に「待つ」ことで抑制を学ぶ。
疲れた。ほんとは次の章まで行きたかったけど以上で。ピアノの練習とかもしたいし。
では。