備蓄した食料を消費していく日々

買いだめはよろしくない。が。

普通に過ごす。休み。


Abema。将棋のAbemaTV杯の過去ログを見ていた。指し手の意味を考えながら駒の動きを見るのが面白い。解説を聞かないと自力で意図がわからない、というのが悔しいが。あと麻雀最強戦が意外と面白かった。日吉の実況も。優勝は最高位戦新井だった。コロナ?で欠場の嶋村の代わり。優勝のための高打点狙い。良かったと思います。


昨日の生放送。ブレイブリーデフォルト2の先行体験版。予想以上に難しい。ボスを倒せばクリアっぽいのだがレベル上げが必須な感じがする。全体的な感想・文句はクリアしてから書こうと思います。動画見返しながら。



今日考えたこと。上達についての続き。
「早さ」と「正確さ」の両方が求められる技術?(読書・ピアノなど)について、どちらを優先した方がより効率的か、という問い。物理的に言うと、あるラグランジアン(=人間の(脳の)構造?)の下で可能な経路f(x,y,t)のうち(x=早さ、y=正確さ、の上達具合、t=時間)、(x,y)=(0,0)→(a,b)となるものの中で⊿tが最小となるものは?(汎関数微分・最速降下曲線問題)、的な感じ。前回の結論だと「早い方が経験値の取得回数が増えるから早さ優先の方が良い」となったのだが、それは違うのではないか、と。(個々の経験値量も大事?的な)
例として読書を考えてみる。とある本では「1ページ1秒で読むのを6ヶ月繰り返せば自然とそのペースで読めるようになる」と書いてあったりする。だがこれは明らかに「非効率的」である。そんな事をしなくても普通の人であれば適切な訓練ですぐに「今よりも」早く読めるようになるはずだし(上達の目標達成の目安は2~3ヶ月とすべき)、正確さを疎かにしすぎる練習なので仮に6ヶ月で目標を達成できた(1ページ1秒で読めるように)としても「正確さ」が(現状より)向上することは期待できない(雑な読み方になる)。第一練習始めたての頃に1ページ1秒のペースで読もうとしても内容がちっともわからず(=正確さが限りなく0%に近い状態からのスタート)「楽しくない」、すなわち練習そのものが苦痛になるのが普通だと思われる。
要するに、ここでも「中庸」の精神が大事なのではないか、と。早さのみを一方的に追求しても、あるいは逆に正確さだけを追求しても、もう片方の(律速)成長スピードが阻害されて両者の効率的な上達には繋がらない。真の「最短経路」はその中間にあるのではないか、と。
じゃあ具体的にどうすればいいのか。「出来る限り正確にした上で出来る限り早さを追求する」、と書くのは簡単なのだが。いろいろな本を読んだ経験上、正確さは80%~90%くらいにすると「意識的に制御(反応)できる上限」に近くなり効率的、だと思われる。これ以上正確にしようとすると鈍足すぎて早さの練習にはならず、逆にこれ以上正確さを落とすと意識的な制御の埒外となり(=動作がテキトーになる)ダメ、となる。大事なのは「自分の限界スピード」をちょっとだけ超えること。100%正確に出来るスピードを少しだけ超えてみてスピードの限界値を伸ばす。結局人間はアナログ(=連続関数)、つまり段階的にしか成長できないので、今の自分を超える=今の自分のちょっと先に行く、ことしか出来ない(いきなり超強くなったりはしない)のである(成長スピード(二階微分)が急速に早くなる点(ブレイクスルー)があるのは事実だが)。スピードの限界を計るために時計やメトロノーム等を用いて客観的に早さを評価するのも重要となる。だろう。
効率のよい練習法かの確認方法。①「全力」で取り組めている(=全力を出す必要がある)か。自分の持てる力・技能をフルに使うような活動でこそ人は成長できる。筋トレも同様(フルパワーでギリギリ10回出来る動作を・・・)。②練習中・練習後に「気づく」ことが多いか。「こうだったからダメだった」とか、「こうするともっと良くなるのでは」とか、自分の状況を客観的に観察し、改善点を出すことが出来るか。その機会が多いほどよい練習、ということになる。上記の速読法?ではこの点も満たせていないのでダメ。③その練習が「楽しい」か。練習中に夢中(無我)になれるか、練習を行った後に達成感・充実感があるか。たぶんこれが一番大事。感情・直感こそ人間が生み出した超効率的機構。「楽しさ=上達の微分係数」、と心得るべし。楽しむことで次の練習・上達へのモチベーションともなる。
あと少し、脇道。武術の分野でも「早くする」のが重要、と書いたのだが、個々の動作を早くするというよりかは動作を連結させる、というイメージ。「1、2、3」と各ステップに分けて行っていた動作を「1」と一息の間に、滑らかに行うのが良い、という感じです。



以上。いい感じで考えがまとまって良かった、と思う。
明日からまた平日。たぶん不要不急の外出をする。実況収録しないと。



では。放送します。クリアしちゃっておきたい。気分的に。

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